こんにちは。
転職活動は順調でしょうか。
無事に転職先から内定が出たら、現職の上司に退職する旨を伝えなければなりません。
緊張してしまうと思いますが、最後の砦だと思って頑張りましょう。
4回転職した経験から、上司へ伝える「タイミング」や「伝え方」などいくつかポイント挙げたいと思います。
- 上司に伝えるタイミング
- 上司に30分時間を取ってもらう
- 「相談」ではなく、「報告」として伝える
- 伝えた記録は残しておく
- 転職先は絶対言わない
- カウンターオファー(現職からの好条件提示)を受けても貫く
- ご参考
上司に伝えるタイミング
転職活動先から内定が出て、そこに行くと決めたのであれば、可能な限り早く上司に退職する旨を伝えましょう。
社内ルールで、退職する何日前までに退職する旨を伝えなければならないと決まっていますので、引き留めがあることも想定し、なるべく早く伝え、ゆとりを持って退職に向けた引き継ぎ等ができるようにしましょう。
上司に30分時間を取ってもらう
上司に対して、口頭もしくは電話で、「報告したいことがあるので、30分時間をもらえないか」とお願いします。個人的には、メールはあまりお勧めしませんが、メールの方がやりやすければ、それでもいいと思います。
ちなみに、この段階で断る上司はいません。
このお願いを受けて、上司は「いついつだったら空いている」と言ってきますので、「この時間でお願いします」と直ぐに返事ができるよう、自分の日程表は必ず手元で確認できるようにしておきましょう。
そして、ミーティングのインビテーション(招集)は必ず送りますが、その際には、非公開にしましょう。
なお、時々、「今からでも大丈夫」と言ってくることもありますので、慌てないようにしましょう。
「相談」ではなく、「報告」として伝える
上司に時間をもらう際や、実際に話しをする際には、「相談」ではなく「報告」という言葉を使いましょう。
「相談」は、まだ結論が決まってない状態です。
「報告」は、決まっている結論を伝えることです。
転職について、上司に伝えるということは、退職するとう結論は自分の中で出ているはずですので、必ず「報告」を使いましょう。
また、前述のインビテーションを送る際にも、『【ご報告】今後について』などとしましょう。
伝えた記録は残しておく
上司に話したことは、メモで必ず残しておきましょう。
社内ルールで、退職する何日前までに伝えなければならない、と決まっていると思いますので、後々、揉めた際の証拠にもなります。
この意味でも、前述のインビテーションは必須です。
転職先は絶対言わない
転職先を言ってしまうと、引き留めの材料にも使われるかもしれませんし、何より、上司が転職先に対してマイナス(引き抜くなんて酷いなど)の感情を持ってしまう可能性があります。
また、その上司が社内で、そのマイナスの感情を言いふらす可能性もあります。
ちなみに、転職先については、退職最終日にも言う必要はありません。言いたい気持ちもあると思いますが、グッと堪えましょう。
カウンターオファー(現職からの好条件提示)を受けても貫く
退職する旨を伝えると、何が不満なんだと聞かれ、部署異動などを提案されることもあります。
外資系ですと、転職先のお給料を聞かれ、それを超える給与を提示されることもあります。
しかし、一度転職すると決め、意を決して上司に伝えている訳ですから、貫きましょう。
私は、一度、カウンターオファーにぐらつき転職を踏みとどまりましたが、結局1年後に転職しました。しかも、1年前より魅力度が劣る先にです。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
ご参考
私の経歴
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「職務経歴書」の書き方/面接官の視点から
退職引き止めに応じた体験談 など