こんにちは。
転職時に準備しなければならない書類には、「履歴書」と「職務経歴書」があります。
「履歴書」については、フォームも出回っており、書く内容もほとんど決まっていて、「職務経歴書」ほど悩まないと思います。
そこで、本日は、「職務経歴書」の書き方について、書いていきます。
私の経歴は、以下の通りになりますが、外資系金融機関では部長職として、コンサルティングファームではマネージャ職として、何十人もの応募者の「職務経歴書」をみてきましたし、面接も実施してきました。
そこで、面接官の視点も踏まえて考えていきます。
1社目 : 国家公務員 5年
2社目 : コンサルティングファーム 8年
3社目 : 外資系金融機関 8年
4社目 : コンサルティングファーム(2社目とは別) 数ヶ月
5社目 : 日経金融機関(現職)
シンプル・イズ・ベスト
一番は、「シンプル」なことです。
面接官は、それなりの立場にある方で、非常に多忙ですし、何人もの(場合によっては何十人もの)職務経歴書を読まなければなりません。
ですので、読むのに苦にならない、一読で理解できる内容であることが重要で、もちろん、見た目も重要です。
分量は?
私は、A4用紙1枚で十分だと思っています。
転職を4回してきた私も、A4用紙1枚です。
その1枚に、シンプルに、アピールポイントを分かりやすく、要点だけを盛り込むのです。
ちなみに、私は、ネットで検索すると出てくるような枠があるものではなく、真っ新なワードに、自分で構成を考えて書いていきます。
面接官をやっていると、時々、5枚を超えるような「職務経歴書」の方がいますが、私は読まないです。
内容は?
大切なのは、相手の目線で書くことです。
「Aという職種」を求め転職活動しているに、関係のない「Bという職種」での実績をアピールしても効果は薄いですし、アピールにならないです。
また、アピールにもならないような枝葉の業務ではなく、面接官が、「職務経歴書」を読んで、もう少し話を聞いてみたい、と思うような内容を書くのです。
構成は?
新しい順で、箇条書きで書きます。
その際、直近の会社・立場での実績を厚めに書きます。
加えて、先頭に、アピールポイントを文章で書きます。
イメージとしては、以下になります。
- 先頭(3、4行): マネジメント経験、専門(得意とする)分野・業務などのアピールポイントを文章で記載
- 1行あけて:過去に遡る形で、実績を時期とともに箇条書きで記載
また、複数の会社、複数の立場、複数の業務について書く場合は、一目で内容が変わっていることが分かる様に、行間をあけるなどの工夫も必要です。
大切なのは、最初にも書きましたが、
- 面接官が、まあ読んでもいいかなと思えるような見た目
- 面接官が、ストレスなく読めて、一読で内容が理解できるような内容
ですので、このことを強く意識して、何度も書き直してみるといいと思います。
転職エージェントの選び方についても、ご参考にしていただければと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
皆様の転職が上手くいくことお祈りしています。