資産運用っておもしろいですね〜
本日は、「ドルコスト平均法」と「バリュー平均法」の違いについてです。
両者とも投資手法ですが、「ドルコスト平均法」は確定拠出年金に代表されるように、ご存知の方も多いと思います。
一方、「バリュー平均法」という手法はご存知でしょうか?
目次:
違いは単純
両者の違いは、いたって単純です。
-
決めなければいけない事
ドルコスト平均法:毎月の拠出額(例:月1万円)
バリュー平均法:目標積立額(例:10年で120万円)
-
決まってくる事(毎月の資産残高)
ドルコスト平均法:未確定(時価:その時の相場次第)
バリュー平均法:確定(目標積立額を按分した額:上記例であれば、2年後は24万年、3年6ヶ月後は42万円、10年後は120万円)
??と思われた方も多いですよね。
バリュー平均法の「確定」のカラクリは、次のとおりです。
バリュー平均法は、毎月の手間が少し煩雑
バリュー平均法は、ドルコスト平均法に比べて、毎月実施しなければならないことが少し煩雑です。
-
毎月実施する事
ドルコスト平均法:決まった金額の拠出 or 特になし(証券会社等で自動引き落とし)
バリュー平均法:決まった金額の拠出に加えて、目標積立額に足りない場合は追加で拠出する必要がある or 目標積立額をオーバーしている場合は売却する必要がある
バリュー平均法の場合、毎月1万の拠出に加え、例えば、1年後であれば、積立額が12万円となるよう追加拠出、もしくは売却する必要があります。慣れれば作業なのかもしれませんが、時間がないと煩わしいですね。
メリット・デメリット
両者の主なメリット、デメリットは以下です。
-
ドルコスト平均法
メリット:手間がかからない
デメリット:残高は未確定
-
バリュー平均法
メリット:安値の時により多く購入でき、高値の時に売却益が得られる。また、確実に目標額を達成できる
デメリット:追加拠出や売却の手間がかかる。また、追加拠出の場合は資金を捻出する必要がある
どちらの投資手法も一長一短ですね。
ドルコスト平均法は投資初心者向け、バリュー平均法はある程度慣れた人向けと言われることが多いですが、仕組みは単純ですので、時間(と資金余力)があれば、バリュー平均法を試してみるのも一考だと思います。
ちなみに、私は、投資信託や金・プラチナの購入ともドルコスト平均法です。
時間と資金余力があれば・・
がんばりましょう!!
最近登録しました。
↓↓↓