転職 × 複業 Labo

三児の40代パパが、転職と複業(会社員・不動産・太陽光など)を中心に情報発信していきます。

SDGsについて思うこと(企業の取り組み方)

資産運用っておもしろいですね〜

 

本日は、SDGsについて思うことです。

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SDGsは、本日の日経でも1面に記事があり、最近特に多いなと思います。

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの頭文字をとったもので、持続可能な世界の実現に向けた17つの行動目標が定められています。

 

・ SDGsに取り組む際に大切なこと 〜収益との連動〜

テーマ型投資信託でも、SDGsやESG(環境:Environment、社会:Social、ガバナンス:Governance)に関連する企業に投資するファンドが最近目立ちます。

当然、個別銘柄でもSDGs等に関連する企業の株価は、好調なことが多いと思います。

haryuku.hatenablog.com

 

ここで大切なのは、単にSDGsらしき事に取り組んでいるではダメで(株価は一時好調かもしれませんが長続きはしないと思います)、SDGsに取り組む事によってその企業が将来的に収益面でプラスになることをきちんと論理的に企業が説明できることが重要なのだと思います。

 

・ SDGsにどう取り組めばいいのか 〜ERMの枠組みの活用〜

まだ、日本においては、 なんとなく取り組んでいる、というか、これまでにやってきている施策をSDGsの枠組みに当てはめているだけ、と行った企業も多いと思います。

まずは、それでもいいと思いますが、さらに踏み込んで、もしくは領域を広げてできることはないか考えていく必要があると思います。

 

その際には、SDGsについては収益度外視ではよくなく(こうなっている企業も多いように感じます)、きちんと収益やリスクと結び付けて施策を考え、また、当然、会社としての企業理念に合致した行動になるようにする必要があると思います。

 

すなわち、リスクをコントロールして、資本を適切に配賦し、収益をあげる、ことであり、これは、まさにERMの考え方そのものです。

ERM(Enterprise Risk Management:統合的リスク管理)は、10年ほど前からメジャーになった経営手法の一つであり、この枠組みの中でSDGsやESGを捉えるという動きも欧州ではあるようです。

 

ちなみ、SDGsとESGは別物で、ESGの方がより概念的で広い枠組みを指しており、ESGを具体的にとらまえる際に、指標の一つとして、SDGsの17の行動目標を参考にする、というイメージだと理解しています。

 

・ 資産運用への活用

短期的な利益を求めるのであれば、それほど難しくないと思います。テーマ型投資信託等で流れに乗れば良いだけだと思います。

中長期的に比較的大きな利益を求めるであれば、個別銘柄への投資になると思いますが、各社のESGレポートやTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)レポート、中期経営計画などを読んで、SDGsやESGをERMの枠組みの中で捉え、合理的に説明できている企業を選定候補の一つとするのも手だと思います。

 

資産運用って面白いですね〜

がんばりましょう!!

 

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