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三児の40代パパが、転職と複業(会社員・不動産・太陽光など)を中心に情報発信していきます。

銀行による「信用創造」って何?? 実は簡単です!!

資産運用っておもしろいですね〜

 

本日は、銀行の重要な機能の一つである「信用創造」についてです。

「信用創造」という用語を聞いたことがありますでしょうか?

銀行がお金を増やすこと??

 

教科書に書かれている銀行の「信用創造」って難しですよね、、というか意味不明ですよね。。

でも、本当は凄くやさしいんです。

目次:

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「信用創造」は難しくない

「信用創造」を難しくしている原因は、用語の定義が曖昧だから

「信用創造」機能の説明として、教科書にはよく、銀行は、預金者から預けられたお金を貸し出すことにより、お金を増やしているようことが書かれています。

・ Aさんは、銀行Zに100万円預ける

 (この時点で、銀行Zには、100万円の残高がある)

・ 銀行Zは、B社に100万円貸し出す

・ B社は、100万円のうち、50万円をC社に支払い、残り50万円を銀行Zに預ける

 (この時点で、銀行Zには、150万円の残高がある)

・ C社は、50万円のうち、20万円をD社に支払い、残り30万円を銀行Zに預ける

 (この時点で、銀行Zには、180万円の残高がある)

・ ここで銀行Zは、E社に180万円を貸し出す

・ E社は、180万円のうち、80万円をF社に支払い、残りの100万円を銀行Zに預ける

 (この時点で、銀行Zには、280万円の残高がある)

という感じで、残高は無限に増えていきます

これを読むと、なんとなく、分かった気になると思います。

 

しかしです!!

このような説明こそが、「信用創造」をよく分からないものにしているのです。

 

ここでは、「お金」と「残高」という用語を使いましたが、これがよくないのです。

本来であれば、「お金」や「残高」といった曖昧な用語ではなく、「現金」と「預金」という用語を使う必要があります。

 

「現金」と「預金」は異なるもの

よく「現預金」という用語を聞いたことがあるかもしれませんが、「現金」と「預金」は全く異なるものです。

この2つの違いをきちんと理解し、正確に使い分ける必要があります。

「現金」・・・お財布の中に入っている1万円札、千円札、五百円玉、一円玉などです。

「預金」・・・通帳に記載されている数字です。

 

銀行が増やしているのは、「現金」ではなく、「預金」です。

すなわち、通帳に記載されている数字を増やしているのであって、現金そのものを増やしているわけではないのです。

先ほどの例で言いますと、増えていっているのは、「現金」残高ではなく、「預金」残高です。

 

ちなみに、「現金」も「預金」も通貨であることにかわりはありません。

 

「信用創造」とは「預金」(通帳の数字)を増やすこと

「信用創造」機能とは、預かった「現金」(お財布に入っている現生)を元にして、「預金」(通帳に記載されている「預金」残高)を増やすこと。

以上です。

 

面白いですね〜

がんばりましょう!!

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